【レポート】トロンボーン合宿2023 2日目
合宿2日目になりました。
朝からとてもいい天気で、早朝お散歩は、「川と山の自然満喫コース」
風が気持ちよく、自然を楽しみながらゆっくりお散歩することができました。
山下先生のウォームアップ講座
フラッターを使いながらバズィングやマウスピース、楽器を鳴らすウォームアップを行いました。
フラッターでの音階バズィング・マウスピース練習は思っている以上に難しいですが、フラッターウォームアップの後にいつも通り鳴らすと、不思議と安定感を感じました。
自然な振動で息を流す演奏する上での基盤を確認していきました。
フラッターのコツを掴めるように、個人的に伝授する時間を設けたり、一人一人と向き合う時間が確保されていました。
バジル先生のアンブシュアタイプ分類講座
受講生モデルのリップスラーの様子をみんなで確認しながら、アンブシュアタイプ分類レッスンが行われました。
実際に、自分自身のアンブシュアタイプが判明したとしても、少しの力のかけ具合や角度で吹きやすさや音色が大きく変わります。
バジル先生のお言葉をいただいた受講生はみるみる音色に響きが増していき、魔法のような時間でした。
そして、山下先生も受講生モデルに立候補し、先生同士のレッスンの様子を見学でき、とても貴重な時間でした。
個人レッスン
毎日それぞれの好きな時間に個人レッスンを受けています。
また、受講生によっては曲のレッスンを希望されたり様々です。
レッスンを受けられている方々は、先生方のアドバイスで自分自身に合った吹き方を発見し、同時に演奏する姿や音が格段に良くなっていました。
また、レッスンの様子を見学するだけで、「どんな状態の時にどういうアプローチを行えばどう変化するのか」指導側の勉強にもなりました。
オープンされた環境での個人レッスンのため、指導者目線での勉強もできます。
合宿では様々な目標を掲げている方が多いからこそ、アプローチの引き出しを講師陣から学べるのが魅力の一つです。
バジル先生の午後の講座「息の吸い方・支え方・吐き方」
人それぞれに合った、息の吸い方・支え方・吐き方を試して聞き合いながら発見していきました。
腹式呼吸や胸式呼吸、もしくはミックスした呼吸なのか、様々な分類が存在することがわかりました。
自分自身の今までに慣れている方法で鳴らす音と、新しく発見した方法での鳴らす音の比較を行いながら進めていくことで、参加者皆さんのそれぞれの理想の音に近づくことができました。
合宿参加者の皆さんで記念撮影
晴天の中、素敵な笑顔で記念撮影を行いました。
時間が過ぎるのをとても早く感じる2日目でした。
参加者皆さんの個人練習を聞いていると、音の響き方に変化がでてきました。
ぞれぞれで何か自分自身に合った奏法を一つでも発見し、アウトプットすることができているのを身近に感じました。