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【レポート】トロンボーン合宿2022 3日目

【レポート】トロンボーン合宿2022 3日目

山下浩生先生主宰「トロンボーン合宿2022」3日目も天気が良く気持ちの良い朝を迎えることができました。

メタセコイヤ並木へお散歩

朝6:30から山下浩生先生と参加者の皆さんで恒例のお散歩へ行きました。

いつもは山のルートがお散歩コースですが、3日目はメタセコイヤ並木へ向かいました。フォトスポットでも大人気のメタセコイヤ並木は、朝日に照らされより緑が鮮やかに見え、自然を満喫しました。

講座スタート

山下浩生先生のウォームアップ講座

3日目の朝のウォームアップ講座が始まりました。

体をほぐし、息の流れを意識しながら楽器を振動させる、1日の始まりに最適な講座です。楽器を演奏するだけでなく、自分自身の体の使い方など多くのことを意識されている山下先生による講座で、参加者皆さんの体がほぐれ、より息の流れがスムーズに変化していく様子がみられました。

バジル先生の「金管楽器のアンブシュア講座」

この講座を受けられた方は目から鱗状態で、すぐに悩みが改善される魔法のような講座です。

金管楽器奏者にとって音域の得意不得意がそれぞれあるかと思います。また、得意であっても更に音域の幅を広げて様々な曲を挑戦したいと考える方もいると思います。

よく高音が出ないと悩まれている方が、「私に足りないのは頑張ること」と無駄な力を多く使って高音を鳴らそうとしている様子をよく見かけます。

ですが、自分自身に合った息の向き、アンブシュアが存在するということを知り、自ら取り入れることができると抱えていた悩みが少し改善されます。

この講座を受けられた参加者の皆さんは、自分自身と見つめる機会になりました。

森岡尚之先生の「アレクサンダーテクニーク講座」

午後からは森岡先生にお越しいただき、アレクサンダテクニークの基本的な知識を学ぶ講座を開催していただきました。

音楽家はどの楽器でも演奏だけでなく、体と楽器が一体化しているように連結された状態が理想ですが、実際には体=息・肺と大きく捉えがちです。

この講座では臓器や息の使い方だけでなく、骨から体の仕組みの知識を学びました。森岡先生の優しくやわらかい笑顔で終始参加者の皆さんもニコニコしておられました。

楽器試奏し放題!新作のタインが登場

管楽器専門店ダクさんがお越しくださいました。

新作のタインやアルトトロンボーンなど盛り沢山なトロンボーンが並び、参加者の皆さんの目が輝いていました。

ここで運命の出会いが毎年あり、この合宿で楽器やマウスピースをご購入される方がいらっしゃるほど、どの楽器も素晴らしく手放せなくなるような夢のような幸せの世界です。

また、ダクさんにマイ楽器をメンテナンスしていただけます。毎年新作と出会えるので、合宿の楽しみの一つです。

エチュードのアーバンをひたすら吹く講座

分厚いエチュード本のアーバンは、シンプルな譜面になっていますが、楽器の練習には最適な練習本です。

講座制限時間を存分に使い、ひたすら1番から吹き続けます。しっかり楽譜と自分自身の奏法に向き合い、意識をしながら吹き続けると疲れてきますが、それこそが良い理想の練習時間であり、成長に繋がります。

山下先生と参加者皆さんでひたすら吹き続けました。

最後の夕食

朝早くから一日吹き続けると夕食時間が身に染みて幸せに感じます。

また愛情がたっぷりなので最後の夕食はより味わっていただきました。

夜の講座はアンサンブルレッスン

最終日のアンサンブルお披露目会のためのアンサンブルレッスンでした。

アンサンブルは参加者皆さんの中から有志で組まれており、今年は4グループがレッスンを受講されました。

トリオやカルテット、曲のジャンルも様々でレッスンを受けるだけでなく、聴講するだけでもとても学びが多い講座でした。

アンサンブルは1stの奏者に合わせるという認識をされている方が多いと思いますが、実際にはそれぞれが主張し合う時や音楽の方向性を伝え合うことがとても大切になります。

いつ誰とアンサンブルしてもより良い音楽を作るためのコツを習得しました。

 

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