【レポート】トロンボーン合宿2024 3日目

合宿3日目が始まりました。

本日の朝のお散歩は山の方へいきました。キャンプをされている観光客や合宿団体も多くおられました。

山に登ると見える景色もとても広くなり、体も心もスッキリとした爽快感を味わいました。

岸本先生の日頃されているウォームアップを一緒に行いました。

日頃どのようなことを意識して演奏されているのか、解説をしながら進めていただきました。

基礎練習といえば、ロングトーンやリップスラー、タンギング練習などありますが、同じテンポで同じ内容の練習を行っていませんか？

自然と日課になりつつある個人練習メニューが、このような講師の実際の練習メニューを知ることで、さらに引き出しが増え、今後の練習も楽しくなってきます。

数年前より毎年恒例になっている、「只管アーバン」は合宿大人気コーナーです。

なんと１時間半もの時間を只管吹き続けられていました。何名か離脱しつつ、ほとんど皆さんとても元気で、特に山下先生は最後まで吹いておられました。

単純なロングトーンでもどのような意図があるのかポイントを抑えながら進めていきました。

只管アーバンを吹き終えて帰って来られる皆さんは、「唇がいい感じに仕上がりました」と笑顔でお話されていました。

学生から大人の方までほとんどの方が持っておられる教則本を、個人練習だとただ吹く作業になりがちですが、一緒に吹くことで、教則本の見方やポイントが確認でき、意味のある個人練習につながります。

3名の先生方のレッスンを聴講したいお声をいただき、急遽公開レッスンを行いました。

様々なお悩みに合わせてアプローチを変えて、解決に向けてサポートをされるレッスンを終始公開されているので、とても勉強なりました。さらに、自分の中の解決策の引き出しや、レッスンをする側になった時のアプローチの方法の種類を得ることができました。

また3名の先生方に同じ相談をしても導き方が三通りあり、とても興味深い時間になりました。

この合宿では、いつでも何回でも個人レッスンを受講できることが最大のメリットです。一回のレッスンでまだ実感ができなかったとしても、もう一度もう一度と受講が可能です。

また、個人レッスンは参加者の皆さんに寄り添い、一緒に考える安心安全のスタンスが魅力的です。

２団体のアンサンブルチームがレッスンを受講されました。

ソロと違いアンサンブルをする上でのポイント、作品ごとのポイントを抑えながらレッスンを進めていきました。

アンサンブルは個々の演奏に加え、合わせどころ、聞きどころ、様々確認すべきポイントがあります。人数が増えるとポイントを見落としがちですが、一人一人の確認ポイントを明確にしながら、進めていき、レッスン最後にはまとまりのある演奏に変化していました。

明日のお披露目会が楽しみです。

まとめ

三日目は個人レッスン枠をできる限りたくさん作り、一回でも多くの講師のレッスンを受講していただきました。

さらに公開レッスンを行うことで、どのようなアプローチを行うのか指導者側の立場を学ぶこともでき、一石二鳥の時間になりました。

ついに明日は最終日です。アンサンブルお披露目会も楽しみです。