【レポート】トロンボーン合宿2022 2日目
山下浩生先生主宰 トロンボーン合宿2022がを開催しました。
朝からお散歩へ
2日目の朝は6時30分から山下先生と参加者皆さんでお散歩へいきました。
自然豊かな環境がより心を豊かにさせ、疲れを癒してくれます。
キャンプに来られている方とすれ違う度に朝の挨拶を交わし、素敵なお散歩だと感じました。
講座スタート
2日目 朝の8時30分から講座がスタートしました。
2日目一発目の講座は、
『玉木 優先生による朝のウォームアップ講座』
カーテンを開けて、自然豊かな風景を眺めながらストレッチからスタートしました。
楽器をすぐに吹き始めるのではなく、体を起こすことから始めるのが理想です。
合宿の楽しみは豪華な愛情のこもったご飯
民宿 白鳥様のお母さんとお父さんの愛情こもったご飯が合宿期間中毎日食べられます。
一日中音楽に溢れて楽器をずっと吹いているので、豪華なご飯が参加者皆さんの体力をつけてくれています。
コロナ感染症対策のため、一方向を向き黙食を徹底していますが、心の中では「美味しすぎる」という言葉が溢れておりました。
2日目も健康で笑顔でスタートしました。
バジル先生による『腹式呼吸と胸式呼吸テスト講座』
中学生の頃、「腹式呼吸をしなさい」と教わる方が多かったと思います。
ですが、呼吸というのは、腹式呼吸だけではなく様々な種類存在します。
腹式呼吸・胸式呼吸・三段呼吸など様々な呼吸法を試してみることから始め、それぞれ自分自身に合っているのはどんな呼吸なのか見つめる時間となりました。
楽器の上達にはたくさん練習すること、と捉えがちですが、実際には楽器を持つ前の自分自身から作り上げることが大切だと感じました。
呼吸を変えるだけで音色に変化が現れ、さらに自分自身に合っていたときの音色はとてもいい音色がし、参加者皆さん驚きのご様子でした。
『ゲスト田中裕香先生によるキャリアプラン講座』
2日目の午後から、宝塚歌劇オーケストラトロンボーン奏者の田中裕香先生にお越しいただきました。
「一本通っていると夢に近づく」「さりげなく沢山息を吸う研究」
色々な経験を積み重ねておられる方のお言葉が参加者皆さんの心に響きました。
楽器を吹ける幸せのために常日頃身体を大切にし、健康な時から向き合うことの大切さを改めてお話しくださいました。
そして、日帰りでお越しくださった田中裕香先生の時間は、参加者皆さんの個人レッスン枠ですぐに埋まりました。
受講生だけでなく、聴講生も多く、参加者皆さんにとってゲストの講師の先生方のレッスンは刺激と学びを多く得られる機会となりました。
2日目大イベント 『山下浩生先生と玉木優先生の合宿特別対談』
高校の頃の恩師と生徒の特別対談は、貴重な感動の時間になりました。
プロの奏者は輝いて見えるものです。そのな方々の高校生の頃の様子を恩師である山下浩生先生がお話ししてくださいました。
「玉木くんは学生の頃からしたいことが明確だった」
午後の田中裕香先生もお話ししてくださった「一本通っていることが夢への近道」というお言葉と繋がると感じました。
プロになりたいと夢を持つ方は、常に意思が明確化しているということが共通していました。
「外から見ると順調に見えるけど、積み上げてきたものがあってこその今」
ずっと学生時代の玉木優先生を見守り続けた山下浩生先生の感動の対談となりました。
2日目大イベント『玉木優先生による合宿特別演奏』
2曲生演奏を披露してくださいました。
間近に大迫力の素晴らしい演奏に参加者全員が圧倒されました。
耳が癒され、より刺激とやる気がアップしました。
参加者皆さんは特別演奏が終わってからも音出し時間ギリギリまで熱心に練習に励んでおられました。
2日目も贅沢な時間を過ごし、豪華なゲストと講師陣に恵まれて終えることができました。