山下先生からのメッセージ
今年もマキノでトロンボーン合宿を開催できることを心から嬉しく思います。
四日間じっくりと自分と向き合い何かを掴んで帰っていただきたいと思います。
2011年にマキノでの合宿を始めた時、参加下さった方は13名で全員が山下の生徒さん達でした。講師はもちろん山下のみ、色々と空回りしつつもやりがいを感じ、挫けずに続けてゆこうと決心したことを今でも鮮明に覚えています。
バジルさんには第3回(2013年)よりご指導いただいており、合宿がきっかけで奏法が改善したり、課題の解決につながった参加者の方々がたくさんおられ、とても嬉しく感じています。
順調に参加者が増え、講師陣も最大6名でご指導に当たっていただきました。
2020年はコロナ禍で中止を検討せざるをえなくなりましたが、秋なら密集を避け、窓を開けて練習できるであろうと考え、11月に大幅に規模を縮小して実施できました。
21、22年も様々なコロナ対策のもと無事に開催できました。
今年の実施規模について、また昨年ご参加いただいた方からいただいた一言(決して批判的なものではありません)がずっと心に残り続けていたことからご案内が例年より遅くなってしまい、ご心配をおかけしました。
感染対策をやはり疎かにはできないこと、そして山下の願望ですが、参加者お一人お一人とじっくり話し合ったり一緒に吹いたりしたいことなどを勘案し、今回も昨年同様に人数制限をさせていただきたく思います。そして、四日間の講座等についても今一度初心に立ち帰り検討させていただきたく思います。気持ちのいい自然の中で気持ちよく練習し、時間をかけて自分と向き合い、気になることは何度でも気が済むまで話し合える環境をお約束します。マキノで会いましょう。
バジル先生からのメッセージ
今年のテーマは「自分に向き合う」ということで、これは自分の弱さや怠惰と向き合うということだけでなく、自分の強さ、長所、他人からは馬鹿にされたり否定されてきたけど正直で率直な自分の感覚や直感、とも向き合うことを意味するものだと思っております。
親、先生や先輩から「ああしなさい、こうしなさい、あなたはこう間違っている」と言われて従っても何も好転しない、ときには自分のパフォーマンスが深刻にさがるときがあるでしょう。そのときに、従った結果の責任を他人は取ってくれません。ということは、あなたがあなた自身の責任で決めて選ぶことになるのです。
その大事な局面で良い選択をするには、それこそ自分に向き合う必要があるのではないでしょうか。
あなたがあなたの為の思索を深め行動をする何らかのお手伝いができれば幸甚です。
何卒宜しくお願い致します。